2018.8.4教え子日記

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その子は普段から大好きなことがあって

その話をする表情、うきうき度合いで、

聞いている私も楽しくなるほど。

*

“人形の踊り”を練習しているとき

この曲をどんな気持ちで演奏してもらおうかな、

それによるタッチの変化をどう伝えようかな、と考えていたとき

「踊っているわくわくする感じでやってみよう!」と伝えかけました。

・・・・

「ん、ちょっとまって・・、踊りでわくわく、、?私だって無いぞ・・」

そもそも、その子、その人によってわくわくすることは違うのに

タイトルのまま伝えて、できなかったら「踊っている感じで弾いて〜」と伝えるのだろうか。

それは無いよね〜〜〜

*

ぴん!ひらめいた。

「ねえねえ、〇〇を見つけたときどんな気持ち?」

「やった〜!!って感じ。うきうきする!走る!」

(きたきた♪)

「じゃあさ、この曲、人形は踊ってうきうきしてるみたいなんだけど

〇〇ちゃんは〇〇を見つけてうきうきしている感じで弾いてみてほしいんだけど・・・」

〜〜〜♪

(きたきた♪)

「(にこにこしながら)初めてなのにスラスラ弾けちゃったんだけど!」

なんどもなんども弾いちゃう生徒ちゃん。

「人形にとっては踊りがうきうきして楽しいみたいね。

〇〇ちゃんは〇〇でしょう?先生にとってもうきうきするもの違うもん〜面白いね〜」

*

普段の何気ない会話が

ピアノの演奏に直結して

私も生徒ちゃんもなんだかニヤニヤした

レッスン時間だったのでした^ ^

yuka